今日の「ホームシアター鑑賞」(93)(堺市夢見頃)
プロジェクターで襖2枚に1畳半の大画面ビデオ
「迷走地図」1992年 単発テレビドラマ
TBS月曜ドラマスペシャルとして1992/3/30に放映されビデオ化されている。
監督: 坂崎彰 原作: 松本清張
出演: 若尾文子、森本毅郎、世良公則、二谷英明、小柳ルミ子、木内みどり、有森也実


 「推名裁定」を彷彿とさせる、自民党総裁の座を巡るカネ、女、殺人のドロドロ舞台裏劇。 政治報道番組中で解説代わりに演じられる寸劇、といった感じで、登場人物が類型的すぎてちょっと安っぽい印象を与えるが、まあまあ楽しめる。
若尾文子は、次期総裁候補筆頭である派閥領袖の妻役。彼の秘書で、政界の裏工作を一手に任されながら、その有能さの故に危険視されて海外で忙殺される男をNHKアナ出身の森本が演じるのだが、これが並み居るベテラン俳優を食ってしまうほどの好演。色気のある声と容貌は、若尾との情事にも説得力を持たせる。
あらすじ参照ホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~ns8m-hgc/movie/db/DB1123.HTM

鑑賞後感想
 ナレーションで流れる「日本の政治は10年1日のごとく、同じ形相を繰り返し、さながら迷走地区」という言葉がこのドラマのすべてを表していて、金権の権力政治を松本清張らしく見事に描き出した力作で有る。
http://sakaimi.hp.infoseek.co.jp/EIGAKAN093.HTM

(2004年5月吉日)
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