今日の「映画鑑賞」(170)(堺市夢見頃)
「武器なき斗い」【邦画】1960年

監督:山本薩夫
出演:下元勉 、渡辺美佐子、細川ちか子、東野英治郎、宇野重吉、中谷一郎、小沢昭一



あらすじ
 大正一二年、関東大震災が日本の経済に大打撃をあたえた直後。時の政府・資本家たちは治安維持法を制定してプロレタリア弾圧にのりだしていた。京都同志社大学で教壇にたって生物学者山本宣治は、その頃新しい考えかたによる性教育の必要を痛感して、教室で講義をしたり労組の集りで産児制限の講演をおこなったりしていた。だが、大学当局や政府筋は彼の行動を妨害した。大正一四年。ソヴェト労組代表が来日し、これを機会に政府は多くの自由主義的な学生や労勧者を検束した。宣治も同志社を追放され、労働党の運動に加わった。佐山村農民組合争議の惨状を目のあたりにして、彼は自分の生物学者としての考えかたを世に徹底させるためには、まず政治を改めねばならぬのを知った。
 西口克己の「山宣」の映画化で、治安維持法に反対して兇刃に倒れた山宣の生涯を描いたもの。依田義賢と山形雄策が共同で脚色し、「人間の壁」のコンビ山本薩夫が監督し、前田実が撮影した。総評が中心になって「山宣」映画化実行委員会が誕生、勤労者らのカンパで作られた。

あらすじ参照ホームページ
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD23259/story.html
感想
 佐山村争議の小作人は、今の派遣切り労働者・派遣村の失業者を思い起こさせるもの 感じられ、地主が大企業に変わっただけの貧乏人泣かせの実態は昭和初期と何ら変わって居ないのですね。
(2009年1月吉日)
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